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フード・コラム

ウェディングケーキの歴史

日本フードアナリスト協会 灘吉茂子

結婚式の食卓を飾る料理の代表選手にウェディング・ケーキがあります。ウェディング・ケーキの起源は、ギリシャのロードス島で作られたジンジャーブレッドなどの香料入りのケーキが起源だとされています。最初は単に結婚式のお菓子として出されていました。やがて卵やお酒やフルーツなどを加えていって、フルーツケーキになりました。

その後、18世紀の後半になると、イギリスでケーキに飾りを施し、陶器などでできた花嫁と花婿を模した人形が作られ、現代のウェディング・ケーキの原型となりました。

それまでのウェディング・ケーキは1段でしたが、19世紀の中ごろには、ウェディング・ケーキは3段になり、1番下の段は当日の出席者に、2番目の段は欠席者に配られました。そして1番上の段のケーキは夫婦の最初の子どものためにとっておくという習慣が生まれました。

ちなみに、ウェディング・ケーキは結婚する人たちにゆかりのある人、おばあさんとかおばさんたち、あるいは新郎の親戚などが作るといわれています。そのときには、これはだれそれさんが作った力作のケーキですと紹介されます。